World Journey 2016

私がまだ大学生だったころ。
旅することで自分の中の“地図”を広げていくのが、
楽しくて仕方ありませんでした。

日本という島の外、未知の世界。

そこでは、
目に映るあらゆるものが新鮮で、
まるで幼少期に戻ったかのように、
世界が輝きに満ちていたのです。

本ページに掲載したのは、
2016年に大学を休学して行った、
311日間の旅で撮影した写真です。

長い月日を経てこれらの写真を見たとき、
未知の世界を旅する驚き、感動、喜びが、
写真として結晶化されているように感じました。

当時若かったのはもちろんですが、
写真を始めて間もなかったため、
ただただ撮るのが楽しかった。

どこか瑞々しさのある写真は、
気持ちを前向きにしてくれる気がします。

旅を終えてから、これらの写真を使って、
母校の1000人ほどの生徒さんに向けて、
“国際理解教育”の講演の機会をいただきました。

講演会の後、

「私もいつか必ず旅をします！
　自分の目で世界を見たいです！」

驚くほどたくさんの生徒さんが、
そう言ってくれたのです。

自分の経験と写真が、
誰かの心を良い方向に動かすエネルギーになる…

それはこの上ない喜びで、
この旅の意義を感じさせてくれました。

本ページでその写真たちを見てくださるあなたにも、
旅する喜びを感じていただけたなら、
とても嬉しく思います。

楽しんでいただけますように。